38年間勤めた三重大学大学院医学系研究科を平成31年3月末に退職した。退職にあたって行われた最終講義の内容を紙上にて再録した。退職記念祝賀会にて上映されたムービーも再録した。研究は生物学的精神医学に始まり、周期性緊張病の貴重な治療経験やうつ病モデルを使った学位論文の研究から精神神経免疫学、香りの応用、熊野古道のリラックス効果、脂肪酸の研究、うつ病予防と多岐にわたり、忍者の研究へと進んだ。研究を振り返ると、Universal truthを模索する旅であった。Universal truthとは何か?まとめの論文や業績一覧と合わせ、概要を示す。後半はエッセイで半生を振り返る。偶然は必然であるとの思いが強い。そして、研究で模索したものと人生が交わり、Universal truthに通じるものがみえてくる。研究と半生の個人的なまとめであるが、重ねた年月と実績、経験と思索は研究者だけではなく、一般の人々の生き方や思考に示唆を与えるに違いない。第3版では講演や様々な印刷物の一覧を追加し、後半ではUniversal Truthに関する考察を追加した。
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