1881年夏、スイスのシルス・マリア近郊の聳え立つ巨大な岩塊のそばで、永遠回帰の思想の霊感が雷鳴のようにニーチェを襲った。構想から一年半後の二月、この奇跡的な作品の第一部が誕生する。古代ペルシアの予言者ツァラトゥストラが語る教説の形式をとって、超人の理想が序説において示され、第一部で神の死の宣告、さらに第二部で権力への意志が説かれる。ニーチェの哲学の根本思想が苦悩と歓喜のもとに展開される詩的香気に溢れた最高傑作。上巻には全四部構成のうち、序説および第一部から第二部までを収録。なお、文庫収録にあたっては、最近のニーチェ研究の成果に基づいて訳註を大幅に増補改訂した。
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「万人のための、そして誰のためでもない本」佐々木訳河出文庫 「だれでも読めるが、だれにも読めない書物」氷上訳岩波文庫 「万人のための、そして何びとのためのものでもない一冊の書」吉沢訳ちくま学芸文庫 新潮文庫竹山訳本にはこの一文見当たりません いったいどれが正しいんでせうか? 訳者のみなさん、ほんとに独逸語できるの? それとも、いちいち誤訳つくっていっぱい出てるツアラトウストラはかう云つた 全種類買はせる作戦かな?
余った期間限定ポイントを利用。その昔読みましたがまた読みたくなりました。