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もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。 会社辞めたい人、会社に入れなかった人、起業したけど失敗した人、アルバイトが続かない人……。 みんな、大丈夫です。 巻末対談:『ニートの歩き方』Pha氏、 『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』借金玉氏 家入一真氏、推薦!! 「会社で働いて、お給料をもらって、それで生活をする」、いくら多様化社会だと言っても、いまの日本ではそういったいわゆる「サラリーマン」としての生き方が「普通」とされています。 ですが、日本人全員が会社で働くのに適しているとは限りません。 もう会社組織の中で生きていくのが嫌な人、そもそも会社に入れなかった人、会社を辞めてしまった人、 みんな大丈夫です。 しょぼい起業は、「事業計画」も「資金調達」も、「経験」もいりません。 嫌なことから逃げてもやっていける生存戦略を紹介します。 「会社員」でも、「ニート」でも「意識高い系起業家」でもない、新しい生き方です。 やっていきましょう。 はじめに 第1章 もう、嫌な仕事をするのはやめよう 第2章 「しょぼい起業」をはじめてみよう 第3章 「協力者」を集めよう 第5章 しょぼい店舗を流行らせよう 第6章 「しょぼい起業」実例集 pha×えらいてんちょう対談 「お金」に執着しない生き方 借金玉氏×えらいてんちょう対談 草むしりから始めるしょぼい起業
レビュー(124件)
人に勧められて購入したのですが…私には残念ながら合わない内容でした。 建設的な人にはちょっと…ってなる内容かもしれません。 でも、この様に余り物事を深く考えなくても生きれる人ってきっと幸せだろうな。とも思えました。
「自分には無理!」と思うような起業の仕方でしたが、自己資金0からでもやりようがあるという考えは新しかったです。さまざまな意味で参考になる本でした。
期待していましたが、 内容の薄い本です。
話題の書だったので
まあ、想像通りの内容でした。 これから起業する人にはこういう選択肢もあるのかという意味で、参考にできると思います。
手の届く「しょぼい起業」
一言で言うと、『救いになる本』だ。 著者自身も、どうしても朝起きられないから就活しないでお店を始めたと書いているが、一般的な勤め人が性に合わない人に対して「こういう生き方もあるゾ」と実体験を基に、ていねいにわかりやすく教えてくれる。 近年強く思うのは、ブラック企業勤めややりたくな過ぎる仕事で消耗した人は 、中庸を通り越して逆の方向に振り切り過ぎるきらいがあるということだ。 「もうこんな仕事辞めてやる!お金なんて汚いものだ!好きなことだけやる!好きなことで生きていく!(退職する)…あれ?私は何が好きなんだ?何をしたいんだ…?」 そこから、キラキラした起業家界隈に目を奪われ、マルチまがいのセミナーやサロンにハマり搾取されていく…という構図が確立されている。 “嫌なことをしない=好きなことで生きる”ではないのだ。 嫌な仕事を選ぶ義務がないのと同様に、無理に好きなことで稼ぐ義務もないのだ。 えらてんさんもTwitterのサブアカウントでこう言っている。 「自分のやりたいことをやるな やっても苦にならないことの中から需要あるものをやれ やりたいことやるのは休日にやれ」 やるのが嫌な、苦になることをやらずにいられるのが既に尊いことだ。 やりたいことを仕事にしなくても、苦にならないことで生きていける程度のお金を稼げばいいのだ。 巧く生きられない人でも大丈夫。その方法が“しょぼい起業”としてこの本に書いてある。 ご近所付き合いの大切さ・誠実であること・草むしりでもいいから実績や成果物を積み上げること…など、従来のイメージの起業家というより、地に足のついた商人の口伝を受けている印象を抱いた。 あと、特筆すべきはこの本があくまで「主流の働き方がしんどい人にはこういう方法もありますよ」という提案であり、勤め人をバカにしていない点だ。勤め人ができる人はそれでいいのだ。 ドロップアウトした人はついついサラリーマンを貶しがちだが、それはあくまでその人にその働き方が合わなかっただけの話。 サラリーマンにはサラリーマンのメリットが、経営者には経営者の辛いことがそれぞれあるのだ。比較してどっちが良い悪いということではない。 そして2019年1月17日、 全文の無料公開が決まったとのことでおめでたい。 たくさんの生きづらい人に読んでほしい。 目を通したら、書籍も購入したくなると思う。