【輸入盤】『フーガの技法』 ベルリン古楽アカデミー
ベルリン古楽アカデミー待望の新譜は
バッハが残した「知」の結晶、フーガの技法!
これ以上ないくらいにエキサイティングな演奏の登場!
『フーガの技法』というと、ついしかめっ面でバッハが築いた対位法の複雑な砦に頭から突っ込んで迷ってしまいそうになりますが、ベルリン古楽アカデミーの面々の手にかかると、なんとエキサイティングに響くことでしょう! もちろん、バッハが知の限りを尽くした線と線、点と点のからみあいが織り成す堅固な形式はもちろんまったく損なわれておりません。「ああ、これが主要主題でこちらが対旋律だな」とわかる演奏は多々あれど、これだけ主要主題と対旋律の双方が拮抗しながらお互いの効果を高め合い、緊張感とエキサイティング性、そして崇高なまでの「美」を保った演奏は他ではなかなか得難いものといえるでしょう。バッハが残した知の迷宮にメンバーも全力で応え、楽器の編成もそれぞれの曲が効果的に響くように考えられていることがよくわかります。
BWV38のコラールが最初に収録されていますが、これは原調ではなく、ニ短調で演奏されており、聴き手にとって『フーガの技法』のよき導入になるのでは、というメンバーの考えに基づくもの。メンバーの意見によると、バッハがこの『フーガの技法』を書くときにこの主題が頭の中にあったかどうかはわかりませんが、主題の構造に類似性が認められるといいます。また、メンバー全員、実際の録音の時にもまずこの曲を聴いてからでないと『フーガの技法』に入れないこともあったとか。
古楽界の雄、ベルリン古楽アカデミーの面々が真剣勝負で挑む、バッハが残した「知」の果てることなきゲームの目撃者となってください!(キングインターナショナル)
【収録情報】
J.S.バッハ:
・コラール『深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる』 BWV.38
・フーガの技法 BWV.1080
コントラプンクトゥス1(4声〜2つのヴァイオリンによる)
コントラプンクトゥス2(4声〜チェンバロによる)
コントラプンクトゥス3(4声〜オーボエ、テノール・オーボエ、Trb、ファゴットによる)
コントラプンクトゥス4(4声〜トゥッティによる)
8度のカノン(2声〜チェンバロによる)
コントラプンクトゥス5(4声〜トゥッティによる)
コントラプンクトゥス6(4声〜トゥッティによる)
コントラプンクトゥス7(4声〜チェンバロ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる)
10度のカノン(2声〜ヴァイオリンとヴィオラによる)
コントラプンクトゥス8(3声〜ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる)
コントラプンクトゥス9(4声〜トゥッティによる)
コントラプンクトゥス10(4声〜2 つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる)
コントラプンクトゥス11(4声〜トゥッティによる)
12度のカノン(2声〜ヴァイオリン、チェロによる)
コントラプンクトゥス12-a(4声〜トゥッティによる)
コントラプンクトゥス12-b( チェンバロソロによる)
コントラプンクトゥス13-a(オーボエ、テノール・オーボエ、ファゴットによる)
コントラプンクトゥス13-b(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる)
反行形による拡大カノン(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる)
コントラプンクトゥス18/3つの新主題による未完フーガ
ベルリン古楽アカデミー
BWV38コラール演奏:ラファエル・アルパーマン(オルガン)
録音時期:2009年10月
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
録音方式:デジタル(セッション)
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