発酵を利用した酒、酢・味噌・醤油、塩蔵や発酵による漬物、ダシの素材となる昆布などの乾物。これら食料保存の技術は独特の味をも生み出した。基本調味料の塩と砂糖、嗜好品の茶も加え、日本の味の文化的背景を探る。
総論 「日本の味」を生み出す食材…石垣 悟/酒ー供える謹みと飲む楽しみ…吉田 元(神事と酒/古代・中世の酒/近世の酒造/近現代の酒の新展開)/酢と味醂ー酒から調味料へ…石垣 悟(新旧二つの調味料/酢の歴史と文化/味醂の歴史と文化/「日本の味」と酢・味醂)/味噌と醤油ー大豆発酵調味料の広がり…小谷竜介(日本に根ざした調味料/味噌と醤油の歴史/業としての味噌・醤油/自家製の味噌/自家製の醤油/味噌、醤油の地域差と規格化)以下細目略/塩と砂糖ー白い結晶への憧憬…今石みぎわ/乾物とだしー保存性とうま味の向上…星名桂治/漬けものー野菜の保存と利用…古家晴美/茶ー味と香りを楽しむ…渡部圭一
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