今日本で暮らすたくさんのムスリムたち……
「平安な生活を送ることが望みで、子どもたちが良いムスリムになるのを見守りながら生きていければ他には何もいらない」(「ムスリムの声」より)
生活者であるムスリムに対して、観光客に対するような「お客さん扱い」の配慮は必要ない。では、どのようにしたらいいのか。丹念に集められたムスリムの声から、そのヒントが浮かび上がってくる。まずはムスリムの声にじっくり耳を傾けてみてはどうだろうか。
ーー鮎京正訓 愛知県公立大学法人理事長、名古屋大学名誉教授 博士(法学)
序章 なぜ在日ムスリムの声を聴くのか
1 外国人ムスリムのための進学説明会
2 ムスリムは宗教がすべてなのか?
3 在日ムスリムの声に耳を傾ける
第1章 在日ムスリムを取り巻く環境
1 在日ムスリムの現状と歴史
2 日本における外国人対応
3 日本人と宗教
4 宗教的配慮を要する外国人の受入環境整備等の状況
第2章 在日ムスリムの声を聴く1--生活編ーー
1 ハラール
2 礼拝
3 ヒジャブ
4 様々な生活上の課題
第3章 在日ムスリムの声を聴く2--教育編ーー
1 給食
2 学校での様々な場面
3 進路・進学
4 外国人ムスリムとしての課題
第4章 在日ムスリムの声を聴く3--偏見等ーー
1 偏見
2 ムスリムに対する日本人の意識
3 日本社会に対する意見/日本での生き方・宗教観
第5章 どのように配慮すればいいのか
1 在日ムスリムの声のまとめーー「配慮」を中心にーー
2 配慮再考
3 合理的配慮
4 アイデンティティの単眼化を超えて
5 基礎的環境整備
6 「在日ムスリムとの共生に向けた配慮の方法」試論
終章 対話による多文化共生社会の実現をめざして
1 つたえたいことーー在日ムスリムの多様性・対話の必要性ーー
2 「在日ムスリムとの共生に向けた配慮の方法」は多文化共生全体にも有効である
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