《ごあいさつ》 皆さん、初めまして。都内の個別指導塾で英語講師をする堀 夢叶と申します。本書に興味を持ってくださった方の多くは、何かしらの形で塾講師という仕事に関心のある方だと思われます。すでに塾講師として働いている方だけでなく、もしかしたら、近いうちに塾講師としてのスタートを切ろうとしている方もいるかもしれません。本書でご紹介する思考法や技術の多くは、個別指導塾を想定したものでありますが、集団塾講師をはじめ、教育に関わる全ての人の学びのきっかけになる一冊だと確信しています。---「塾講師論入門~人生は授業準備~」--- なんとも大層なタイトルをつけてしまったなと自分でも笑ってしまいますが、このタイトルにふさわしい内容が本書に詰まっているとの自負もあります。確かに、私はまだ世間に名の知られていない、一介の大学生に過ぎません。塾講師をしている大学生など、全国に無数にいるわけです。しかしながら、塾講師として働いてきたこの3年間、私はそんな誰よりも「塾講師とは何か」、「教育とは何か」、さらには「自分の使命と何か」という問いと常に向き合いながら仕事をしてきました。その全てをこの一冊に詰め込むことができたといっても過言ではありません。文章の稚拙さや論理の飛躍が感じるられるところも、もしかしたらあるかもしれません。しかしそれでも、私の塾講師としての「思い」がきっと読者の皆さんの心を動かすことができるという自信があります。後悔はさせません。ぜひ、最後までお付き合いいただけたらと思います。本章の前半では、塾講師に必要とされる思考法やノウハウについて、自身の経験だけでなく、私と同じ教室で働く他講師の例も取り上げながら説明していきます。本書の内容を参考にしていただくことはもちろん、反面教師としていただいても構いません。とにかく、読者である皆様の学びの一助になれば幸いです。《本書の構成》 本書は全4章で構成されています。第1章では、"塾講師思考"と題して、私が塾講師として働く中で大切にしている「マインド」について詳しく解説させていただきました。それに対し、第2章では、前章で説明した「マインド」をどのような形で授業に落とし込んでいるのかとう点を”塾講師の技術”として具体的に解説しています。そして、第3章では、「リーダー講師」に登用されてからの経験を踏まえ、他者から学ぶことの重要性や、他者を動かすために必要なことについて論じていきます。最後に、第4章では、塾講師として私が何を得て、何を感じたのかについて赤裸々に綴りました。目の前に広がる現実と自身の辛い過去とどのように向き合い、どんな活路を見出したのかについて語っています。この章は「塾講師として」ではなく「一人の人間として」としての私の人生を皆さんに知っていただきたいとの思いで書きました。本書の副題である「人生は授業準備」というのが一体どういう意味なのか、ぜひその答えを探しながら読み進めていただけたらと思います。
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