国際経済法のさまざまな分野におけるルールの形成と利用の事例を取り上げ、いかなる主体がルールの形成・利用過程に関与するか、ルールの内容や法形式、交渉フォーラムがいかにして選択されたか、実際に関与した日本の当事者(政府当局者、私企業・業界団体、法曹など)が国際経済ルールの形成と利用の実態を解説し、課題を明らかにする本邦初の書。
第1章 国際経済ルールの形成と利用:総論的考察
第2章 「質の高いインフラ」原則の形成過程
第3章 商品(関税)分類の国際的な統一ルールの形成
第4章 先端技術製品に関する関税分類紛争と解決策としてのHS条約改正ー特にデジタル複合機に関する分類紛争を中心に
第5章 WCO/WTOにおける関税問題と企業・産業団体
第6章 農業・農産物貿易のルール形成及び利用
第7章 内側から見たサービス貿易協定交渉
第8章 デジタル貿易の国際ルール形成
第9章 WTOにおけるいわゆる「上級委員会危機」についてー国際法と主権国家の関係という視点から
第10章 日本の通商政策ーWTOからTPPへ、「経済安保」と国際通商システムの行方、今後の展望
第11章 投資の保護・促進のためのルール形成ー投資家対国の紛争解決制度の意義と展望
第12章 国際仲裁手続の迅速化に向けたルール形成の動向
第13章 対内直接投資審査の在り方について
第14章 地球規模課題に関するルールメイキング及び実施についての比較検討ーパリ協定とSDGsの分析
第15章 デジタル化社会における国際課税
第16章 国際課税の分野における国際ルールの形成と利用
第17章 マネー・ローンダリング対策と弁護士に対する規制
第18章 宇宙資源開発に関する法形成過程
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