著者は、アジアとアフリカの農業発展・工業発展について、常に現地に足を運び、フィールドワークを重ねながら、その理論化をはかってきた。本書は、開発経済学の分野における世界的第一人者である著者のこれまでの研究の成果がすべて詰まった「開発経済学」の集大成の本であり、貧困の根本的な解決に必要な、多くの人が従事できる「まともな仕事」を創出するには何が必要か、について、1つの「答え」を提示する。
第1章 貧困問題の解決を目指す開発経済学
第1部 農業の特性
第2章 農家規模と生産性
第3章 所有権・小作契約・生産性
第2部 製造業の特性
第4章 産業集積の発展パターン
第5章 適正な技術と産業の選択:戦前期の日本の工業化から学ぶ
第3部 技術移転と農業発展
第6章 アジアの緑の革命:稲作技術の国際移転
第7章 アフリカの緑の革命:アジアの稲作技術をアフリカに
第8章 契約栽培と高付加価値農業
第4部 技術移転と工業化
第9章 産業集積の飛躍的発展:アジアの事例
第10章 産業集積の萌芽的発展:アフリカの事例
第11章 海外直接投資と開発途上国の経済発展
第5部 結論
第12章 「革新と発展の経済学」を目指して
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