建保年間に成立した鎌倉時代の代表的説話集。類纂的で整然たる『今昔物語集』と対照的に自由な連想のまま編纂されている。日本・天竺(インド)・震旦(中国)の、「をかしき」話「恐ろしき」話、「あはれなる」話など、多彩な説話196話を所収。『今昔物語集』との共通説話も多いが、霊験譚・法力譚など仏教説話のほか、雀亀報恩譚や人間滑稽譚など民話風な説話も多い。15巻からなる宮内庁書陵部蔵写本を底本とする。重要語句索引付。
例言
序
巻第一
巻第二
巻第三
巻第四
巻第五
巻第六
巻第七
巻第八
巻第九
巻第一〇
巻第一一
巻第一二
巻第一三
巻第一四
巻第一五
解説
索引
レビュー(3件)
鎌倉時代の代表的説話集。本書は所収説話196話の全てに校注を加えたもの。現代語訳本ではないので、読み応えがあります。大学受験で古文を勉強する方には特にお薦めで、古文の参考書を買い漁るよりはるかに勉強になると思います。底本は宮内庁書陵部蔵写本(書き写し年代は江戸時代中期以前と思われるとのことです)。