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日本が西洋諸国と伍していくための国家戦略として明治期に制定された「民法」。企業間の取引から日常的な売買にいたるまで、われわれの経済活動の最も基本的なルールを定めたこの法律が、いま百年余りの時を経て抜本改正されようとしている。なぜ現在、こうしたルールの変更が求められているのか。具体的に何がどう改正され、それによって私たちの生活にどんな影響がもたらされようとしているのか。市場の世界化を見据えた契約法モデル策定の最新動向を、第一人者が平明に説く。
日本が西洋諸国と伍していくための国家戦略として明治期に制定された「民法」。企業間の取引から日常的な売買にいたるまで、われわれの経済活動の最も基本的なルールを定めたこの法律が、いま百年余りの時を経て抜本改正されようとしている。なぜ現在、こうしたルールの変更が求められているのか。具体的に何がどう改正され、それによって私たちの生活にどんな影響がもたらされようとしているのか。市場の世界化を見据えた契約法モデル策定の最新動向を、第一人者が平明に説く。
レビュー(76件)
「うちみん」でも有名な内田貴先生による新書。 民法改正について書かれた本ですが、改正の話のみならず、日本民法の生い立ちや民法の構造、民法が規定する内容なども書いてあるので、民法入門書としても読めます。 ただし、内田先生は民法改正に携わっていますので、その点は割り引きながら読んでください。
現在の民法第一人者が、改正に向けた基本的思考を平易に記述しています。民法はとにかく判例を知らないと始まらないという感じがしていましたが、そのへんもわかりやすく解説しています。法律に疎い人でもさらっと読めるでしょう。
遅々として進まない民法改正の状況を知るために買いました。 他の同テーマの書籍と読み比べるのが良いと思います。
活目すべき本
民法全体が理解できるような思いを与える力作。素晴らしいです。
民法初心者
民法初心者の私ですが、民法の新書を読みたかったので、本書を購入しました。 法律書の中では分かりやすいかと思いますが、他の新書と比較すると内容は難しいです。 民法初心者としては、読んで良かったです。