和歌山県南部の漁村から移住し、ハワイ到着後すぐに漁師となり、21年間カツオを追う生活を送る。日本式の漁業技術をハワイへ移入し成功をおさめたが、1941年の日米開戦により日系人漁業は壊滅する。米国本土の強制収容所に収容され、戦後ハワイに戻ると漁具商として再出発する。一人のカツオ漁師の労働と精神の軌跡を語る口述の生活史。
第一章 枯木灘、別れのかがり火
第二章 十四歳でやむなく漁師に
第三章 カツオ漁とカツオ船
第四章 船の神様
第五章 気力で働く
第六章 日本人漁業の始まりと終り
第七章 海の危難と信心
第八章 日米戦争による日本人漁業の壊滅
第九章 収容所生活
第十章 帰還後の網取引と火事
第十一章 同郷人会と地方人会
第十二章 お寺や神社の仕事で恩返し
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