臨床栄養 外科・薬物治療の時代に求められる 肥満症の栄養管理 2025年4月号 146巻4号[雑誌]
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●肥満症治療の基本は食事、運動、行動療法による減量であるが、長期的な有効性は証明されていない。わが国でも2014年の腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の保険収載を皮切りに、2024年にはスリーブバイパス術も保険適応となり、少しずつ減量・代謝改善手術が普及しつつある。加えて、2024年にはわが国で30年ぶりの肥満症治療薬セマグルチドが発売された。それぞれ30%、10〜20%の減量効果が期待され、肥満症は治療可能な疾患になりつつある。
●外科治療と薬物治療では食事内容の変化にともない、骨格筋減少をはじめとした栄養面の新たな問題が生じうる。また、患者は心理社会的な問題を有していることが多いため、精神科/心療内科などの専門職のみならず、管理栄養士を筆頭としたチームメンバーも患者をよく理解して対応する必要がある。
●本特集では、「外科治療・薬物治療の時代に求められる 肥満症の栄養管理」と題し、チーム医療やたんぱく質摂取の重要性、減量・代謝改善手術の最新のトピック、外科治療時の栄養上の注意点、肥満症治療薬の特徴と注意点、サルコペニア肥満について、オベシティスティグマや心理社会面の注意点に関する最新の知見をわかりやすくご執筆いただいた。
【目次】
【総論】肥満症の栄養管理
高度肥満症に対する減量・代謝改善手術の現在
減量・代謝改善手術前後の栄養管理─スリーブバイパスにおける注意点を中心に
管理栄養士が知っておくべき肥満症治療薬の特徴と注意点
GLP-1受容体作動薬の骨格筋量に対する影響と栄養管理
日本におけるサルコペニア肥満の定義と診断基準
オベシティスティグマについて
Competition
第12回「嚥下食メニューコンテスト」
スポット
栄養食事療法における低エネルギー甘味料の利用意義を考える
高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024の概要
病棟のプロフェッショナルたち
川崎病院 地域包括医療病棟
ズームアップ
地域における外部医療機関での栄養食事指導(外来栄養食事指導料2)の経験から得られた制度活用のための課題
Break
ストレス軽減! 管理栄養士のアンガーマネジメント講座(4)
経験豊富な栄養士からみたフレッシュな栄養士とのかかわり
ちょこっとヨガでリフレッシュ(4)
YOGA de筋活ー疲れにくいカラダへ基礎体力アップ
■連載
EBN実践につなげる! 栄養疫学研究最新トピックス(3)
フードリテラシーと食事の質
みんなで学ぶ 栄養管理のための臨床推論ケーススタディ(4)
意図しない体重増加がみられた在宅療養中の症例
谷口先生と基礎から学び直す 体液・代謝管理(10)
カリウムイオンの異常を読み解くー低カリウム血症、高カリウム血症に対して、適切な対応が取れるように
これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(11)
経腸栄養投与スケジュールと投与経路についても知っておくべき
こんだてじまん
じまんの一品ばら寿司
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