本書は、住宅設計における理論とその実践、あるいは実践とその検証というものが設定できるとして、これまでに設計した作品を大きく4つに分け、それぞれに〈住宅から都市へ〉のテーマを各コラムとして解説している。また作品集としての側面と、建築論としての側面の2つが同時並行的に構成されているといってもよい。例えば作品集として、各作品の設計内容を写真と図面及び解説文で示しているが、住宅と都市の関係を写真や図面を用いて用いて表現したものでもある。また建築論として、住宅と都市のあり方を様々な事例を用いて説明しているが、あくまで個人的な経験からではあるが、ぜひ訪れてみて欲しい都市や建築のガイドブックとしても役立てていただきたい。
はじめに 住宅から都市へ p.004~007
01 立体土間の家 p.008~013 p.026~029
02 対屋の家 p.014~017 p.030~033
03 ラセンの家 p.018~021 p.034~037
04 福浦ハウス p.022~025 p.038~041
コラムI 住宅とその周辺をつなぐ動線 p.042~047
05 乃木坂ハウス p.048~053 p.066~069
06 台形面の家 p.054~057 p.070~073
07 中落合のスリットハウス p.058~061 p.074~077
08 八丁堀のスリットハウス p.062~065 p.078~081
コラムII 街並みをつくる住宅の外景と眼差し p.082~087
09 松本三の丸スクエア p.088~093 p.106~109
10 T平面の家 p.094~097 p.110~113
11 バレエの家II p.098~101 p.114~117
12 バレエの家I p.102~105 p.118~121
コラム III 住宅と都市との多様な関係 p.122~127
13 アビタ戸祭 p.128~133 p.146~149
14 林町建替住宅 p.134~137 p.150~153
15 スリランカハウス p.138~141 p.154~155
16 小山のローハウス p.142~145 p.156~157
コラム IV 住宅の集合体としての都市環境 p.158~163
Micro-Macro Dualities of Dwelling Design Ken Tadashi Oshima p.166~169
《松本三の丸スクエア》のダンディズム 加藤道夫 p.170~171
Eloge de la Frugalité Frank Salama p.172~175
おわりに 住宅の<左右>と<前後>について p.176~177
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