昭和50(1975)年3月のダイヤ改正から昭和の終わりまでに撮影された、EF58の定期・臨時列車の記録写真集。
昭和50年代初頭、ゴハチことEF58は、東海道・山陽本線や高崎・上越線、あるいは東北本線直流区間において新設の寝台特急の牽引仕業を任されるなど健在であったが、53年3月改正で初の廃車が出ると、以後は櫛の歯が欠けるように仲間を減らす。
が、ダイヤ改正のたびに活躍の場を減らされ、もはや風前の灯火と思われた昭和末期、奇跡が起こる。廃車前提の休車と思われた122号機が現役に復帰、宮原で廃車された150号機がまさかの車籍復活を遂げ、臨時列車の牽引に勤める。
国鉄末期の約10年間、著者が東奔西走して撮りためた写真は、同時代の記録としてさまざまな記憶を呼び起こすことであろう。ゴハチファンに捧げる、正真正銘、著者最後のゴハチ写真集。
前座 ゴハチを追いかけて、東へ西へ
第一幕 無情の風
第二幕 激動の日々
第三幕 奇跡の夜明け
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