聖職者志望の青年コルの旅の連れは、「お嫁さんにしてほしい」と迫ってくる賢狼の娘ミューリ。海賊の島から出た二人は、嵐に巻き込まれウィンフィール王国の港町デザレフにたどり着く。
教会が機能していないその町で、コルは「薄明の枢機卿」と呼ばれ、まるで救世主のような扱いを受けることに。
そしてコルはミューリの求愛に向きあうべく、自らを「兄様」と呼ぶことを禁止し、関係を変化させようとするのだった。
そんなコルたちの前に、イレニアと名乗る商人の娘が現れる。彼女はなんと羊の化身であり、“ある大きな計画”に協力してほしいと持ちかけてきてーー?
レビュー(8件)
【2018-015-1363】
『狼と香辛料』から『狼と羊皮紙』に物語が進むことで、キャラクタが一世代進むのも言わんとがな、時代が進んでいるのも意味している。香辛料時代で示唆された月を狩る熊や、登場したヒルデやエーブが絡んでくることで、知っている者からするとオッと思いますが既存キャラを使い回しているだけで、最終的にはホロやロレンスの影が出張らないか心配ではある。(続く)