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源融の宴に呼ばれた道真は、庭園で藤原基経と遭遇する。そこで基経の口から、兄・吉祥丸の名を聞いてしまうが……!? 兄・吉祥丸と基経の繋がりとは、そして、業平が持ち込んだ事件をきっかけに、道真の前にまたひとつの「出逢い」が訪れるーー最強バディが紡ぐ、平安クライム・サスペンス、出逢いが紡ぐ第10巻!!
源融の宴に呼ばれた道真は、庭園で藤原基経と遭遇する。そこで基経の口から、兄・吉祥丸の名を聞いてしまうが……!? 兄・吉祥丸と基経の繋がりとは、そして、業平が持ち込んだ事件をきっかけに、道真の前にまたひとつの「出逢い」が訪れるーー最強バディが紡ぐ、平安クライム・サスペンス、出逢いが紡ぐ第10巻!!
レビュー(14件)
今巻で10巻目。 道真の頭の回転のよさには脱帽です。 次巻も楽しみです。
毎回楽しみにしています。 前の巻で基経と対面したところで終わったので、尚更楽しみでした。基経と兄・吉祥丸との幼い時の関わりやら、百鬼夜行の追跡やらと少しずつ物語が進んでいくのと、道真の甘ちゃんなところが所々出てくるのが良かったです。最後の最後にはこれまた大物登場で次巻に期待大です。 今回も白梅があまり登場しなかったなぁ。 緊張感大で終わった後の番外編の宣来子がかわいらしくてほっこりしました。
次巻から新章。
冒頭、基経の吉祥丸とのエピソードが良かったです。 短い回想ではありましたが基経の意外な一面が見れた気がします。 全体的には今巻のメインは百鬼夜行から抜けたウイグルの男のお話。渤海経由ということで、それらしさを持たせていますが、この時代の日本に西域出身の人ってどのくらいいたんでしょうね。また今巻最後には作者が大宰府を訪れた報告的なエッセイが掲載されています。 次巻から新章ということですが大納言が菅原邸を訪れるところで今巻は終了。いよいよ本格的に政治闘争に巻き込まれていくんでしょうか。 続きが気になります。
とても面白いので新刊が出るのをいつも楽しみにしています。また続きも購入する予定です。
前巻のひきでどうなるかとハラハラしていましたが、特に何事もなく。 ただ、今まで出てこなかった基経の内面に少し触れられていて面白かったです。 それより、この巻で百鬼夜行の実行犯?について少し判明しました。 まあこういう最期にはなるでしょうね。 伴善男が菅原家に訪れてきたところで次巻に続いています。