個人と社会、自律性と社会性をめぐって格闘してきた偉大なユマニストたち──ルネサンス期のモンテーニュ、啓蒙主義の世紀のルソー、フランス革命前後のコンスタン──の思想の系譜を詳細に検討しつつ人間主義のモデルを構築し、科学万能主義によって崩壊しつつある人間のモラルと民主主義の原理を問い直す。『歴史のモラル』『われわれと他者』につづくモラル探求の書。
凡例
序 章 知られざる契約
第一章 四つの系譜の展開
第二章 自律性の宣言
第三章 相互依存
第四章 一人で暮らす
第五章 愛の道
第六章 個人──複数性と普遍性
第七章 価値の選択
第八章 人間性のために作られた道徳
第九章 高揚の欲求
終 章 人間主義者の賭け
訳者あとがき
参考文献
人名索引
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