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タモリ氏、18年ぶりの著書!「お江戸の名坂」87坂を撮る!歩く!語る! 【この本の良いところ】1タモリさんの名坂の写真が素晴らしい 2タモリさんの坂のエピソードが面白い 3江戸の庶民の暮らしや当時の街並み、風景がわかる 4古地図と現代MAPの対比で早わかり 5港区の名坂をめぐる「歴史散歩」が14コースあり、「坂歩き健康法」も実戦できる 「日本坂道学会・副会長」であり「坂道写真家」を自認するタモリ氏は、名坂の写真を早朝、深夜と、自ら歩いて改めて撮影。今の東京と江戸の坂道がせめぎあう2022年の東京を、見事にカメラに収めている。再開発によって消失したり、超高層ビルができたり、江戸の坂道を取り巻く風景は大きく変わった。今回は「港区」の不朽の名坂87坂を味わい尽くす。また、「日本坂道学会」再結成を記念して、17年間カルチャースクールで坂道講座を持つ「日本坂道学会」会長の山野勝氏も、監修者としてお江戸と東京の坂を徹底ガイド。タモリ氏のさまざまなエピソードをまじえながら、坂めぐり、歴史めぐりのお散歩コースも14コース紹介する。 さらに本書は、江戸時代の古地図と現代MAPを同じエリアで徹底比較し、江戸の面白い文化の話も満載。まさに「お江戸&東京 坂道バラエテイ」第1回、「港区の名坂編」である。 [本書で取り上げた港区の主な「江戸の名坂」87坂・14コース] [三田の坂] 「幽霊坂」〜「魚籃坂」〜「聖坂」 [三田の坂] 「綱坂」〜「神明坂」〜「日向坂」 [赤坂の坂] 「薬研坂」〜「九郎九坂」〜「三分坂」〜「丹後坂」 [赤坂の坂] 「南部坂」〜「檜坂」〜「氷川坂」 [赤坂の坂] 「本氷川坂」〜「寄席坂」〜「丹波谷坂」〜「閻魔坂」 [虎ノ門の坂] 「江戸見坂」〜「霊南坂」 [六本木の坂] 「雁木坂」〜「道源寺坂」〜「御組坂」 [六本木の坂] 「於多福坂」〜「鳥居坂」〜「芋洗坂」 [麻布台の坂] 「狸穴坂」〜「植木坂」〜「鼠坂」 [麻布十番の坂] 「暗闇坂」〜「一本松坂」〜「大黒坂」 [西麻布の坂] 「牛坂」〜「狐坂」〜「狸坂」 [南麻布の坂] 「釣堀坂」〜「奴坂」〜「青木坂」 [白金台の坂] 「蜀江坂]〜「三光坂」〜「明治坂」 [高輪の坂] 「洞坂」〜「柘榴坂」〜「桂坂」〜「天神坂」 写真・著/タモリ 森田一義。1945年福岡生まれ。早稲田大学中退後、芸能活動を開始。「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」など人気番組で活躍中。博覧強記で 多趣味で知られ、「日本坂道学会」副会長にして「坂道写真家」。
レビュー(9件)
江戸時代が身近になりとても勉強になります
港区に住んでいますので、江戸時代に今住んでいる場所や 近所のことが身近に分かりとても勉強になります。
江戸時代と現代を比較しながら見られるので楽しく読めます。 お散歩の参考本としてもいいですね。
こんなもんでしょう
前作も買いましたが、 相変わらず暇潰しぐらいの緩い心持ちで 読まないと肩透かしを喰います
タモリさんのように好きなものをとことん探求する大人になりたい!
幼稚園の坂を上るとキジ(国鳥)がいた
港区出身です。麻布界隈で育ったので最初に幽霊坂がきたことに感動しています。坂と寺の街であり、福岡出身のタモリさんが郷土史家、博士のように港区の来しかたを教えてくれます。地元の中学校の副読本にしてもらいたいくらいです。江戸庶民として先祖は農家?と思っていましたが、漁業、狩猟もあったなんて。ページをめくるのが楽しいです。故郷の記憶が愛おしくなる御本です。