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小松左京『日本沈没』のパロディで、日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地ほぼすべてが沈没してしまった世界を舞台に、唯一残った日本へ殺到する、世界の著名人の悲惨な境遇と世界で一番偉い人種となる日本人と三等市民である外国人の軋轢を描いた小説。第5回(1974年度)星雲賞短篇賞受賞作品(ちなみに長編賞は『日本沈没』)。 2011年、原因不明の天変地異でアメリカ大陸が1週間で海に沈む。大統領はじめ国外脱出しようとする人々で大混乱に。をの後、中国大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸が沈没。田所博士は日本列島だけが無事だった理由を解明していた。避難民で人口の増えた日本社会はどうなるのか。食料問題、移民問題、独裁者によるテロ行為……。そして田所博士は日本も沈むと予言する。作品の完成度の高さに小松左京を嫉妬させた、世界が舞台の未曽有のパニック小説。2006年、映画化。
レビュー(111件)
本好きの知り合いの人が、1番好きな本として挙げていたので読んでみました。 くすっと笑えて、なぜか忘れられないお話です。
つまらない、 くだらない、 尻切れの内容 買う価値なし、というか、よくこんなの 売る気になったか、そっちのほうが関心。
このふざけた感じがいいね。軽~く不真面目に読むべき。
筒井作品にしては…
筒井作品にしては毒気が薄い。 「日本沈没」原作者の小松左京氏に遠慮したのかしらん?
私は、これは、面白くない。 しかも、映画にまでなってて、それも面白くないです。 筒井さん、期待して読み始めたのに…ダメじゃん!