「私には映画が哲学のために創られたかのように見える」--独得のウィトゲンシュタイン解釈をベースに、精神分析を疑問の渦中に投じつつ、『ガス燈』『情熱の航路』など古典ハリウッド映画を論じ、現代における人間存在を探究するカヴェル映画論の頂点。
序文
序論
1 無能な弁士──『ガス燈』における声の否定
2 精神分析と映画──『忘れじの面影』の瞬間
3 醜い家鴨の子、可笑しな蝶──ベティ・デイヴィスと『情熱の航路』
4 追記──関係者各位
5 ステラの趣味──『ステラ・ダラス』を読む
フィルモグラフィ
註記
訳者あとがき
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