チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。
目次
プロローグ
第一話 飴色のタルトタタン 希望の輝き
第二話 勇気と挑戦のブーダンノワール
第三話 鯛の塩包み焼き 始まりの春の香り
第四話 満ち足りた夜に パテ・アンクルート
第五話 頑張った私へ シェフの特製ブイヤベース
エピローグ
レビュー(48件)
早く続きが読みたい。
レストランで供されるデザ-トと洋菓子屋さんの店頭に並べられるデザートは、そもそも違う。 何年も前に吸収合併された側の社員(役付き)と合併後に就職した若い女性社員。 描かれる葛藤も鬱屈も理解出来る。 性別。世代格差。様々な溝を少しづつ埋めて行くストーリ-。
このシリーズは面白いです 知らない料理は調べながら楽しく読んでます。
大好きなシリーズで楽しみにしていました。今回もとても良かった!毎日を頑張る為にキッチン常夜灯みたいなお店が本当にあったら良いなと思います。
明日もがんばろう!と思える様な、エールを頂ける様な、前向きになれるお話でした。