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▼第1条【本条例の目的】/[1]月打(ムーンストラック)/[2]月光/[3]3匹のこぶた/[4]執行▼第2条【一寸法師】/[1]一寸法師、不吉なことを口ばしる ●主な登場人物/岩崎月光(「月光条例」の執行者に選ばれた少年。本心を話すのが何よりも苦手)、演劇部(月光の同級生。演劇部所属。明るく活発な性格で、月光とは昔なじみ)、鉢かづき(「月光条例」の執行者に仕える、使者にして武器。呑み込んだ武器に変化する) ●あらすじ/ある月の青い夜。月光と演劇部の前に、おとぎばなしの住人・鉢かづき姫が、いきなり本の中から現れた。彼女は、不思議な月光でねじれてしまった「おとぎばなし」の世界をもとに戻すべく、「月光条例」を執行する人間を求めてやって来た使者だった。偶然、条例の〈極印〉を授かり執行者になってしまった月光は…!?(第1条・1) ●本巻の特徴/真っ青な月の光に照らされておかしくなった「おとぎばなし」の世界は、〈読み手〉の世界に助けを求める。鉢かづき姫を使者にたて、託すは条例。そして少年・月光と出会い、執行者の〈極印〉を授ける! 新しいものがたりが今、扉をひらく!!
レビュー(61件)
面白い観点だと思いますが、元の御伽噺を知っている方がより楽しめるのかなという気がしました。1巻を読んでみて似たような感じで進む事が想像されました。
大好きな 藤田作品!
味のある、内容の濃い作品になりそうな始まりです。わくわくどきどきが満載の藤田作品が大好きです!
うーん
藤田作品が好きだから買ってみたけど今回はネタ切れ感がいなめないかも。あんまりおもしろくなーい!
月打でおかしくなってしまった、おとぎ話の世界を、 主人公達がなおしていく物語。 うしおととら、からくりサーカスも大好きでした。 使用された物語の概要は、けっこう詳しく描いてあります。 この作品をきっかけに、おとぎ話に興味を持つ人が 多くなればいいな、と思います。 月打されなくても、おとぎ話というものは、最近、 忘れられているもののような気がするので。
この作家の作品は外れがない。特有の独特の雰囲気ががすばらしいし、これから更に面白くなりそうで楽しみ。