複数の作品における類似するエピソードの共通点と相違点を丹念に精査し、作家の考えがいかに変化し発展していったのかを読み取る。
はじめに エピソードの変容
第一章 SFとしての『おかしな男の夢』と『悪霊』
第二章 個人雑誌『作家の日記』の中の『おとなしい女』と『おかしな男の夢』
第三章 『未成年』と当時の資本主義経済
第四章 『小さな英雄』から『未成年』へ
第五章 婦人解放運動の過程でー『未成年』と『おとなしい女』
第六章 『罪と罰』におけるドイツのイメージ
第七章 『罪と罰』におけるおとぎ話の要素
第八章 『おじさんの夢』のコムイルフォーー自意識と演技
第九章 ハッピーエンドのドストエフスキー文学
第一〇章 亡くなった兄の思い出ー宗教思想と無神論の狭間で
あとがき
初出一覧
索引
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