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私たちが、すっと読み継いでいきたい物語。250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊! --びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日、小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作。<全6巻> ◎「久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった。」<梨木香歩「解説」より> ◎「初版が出て五十一年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は八十歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。」<佐藤さとる> ◎「これが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。」<村上勉>
レビュー(81件)
子供の頃に読んだ思い出がよみがえった。改めて今の視点で読むのが楽しみ。挿絵もすばらしい。
2024年12月 第17刷を購入 久しぶりにセイタカさんに会えました! 全巻そろえたい、復刊していて嬉しいです
妻:コロボックルに出会って40年紙の色が変わり老眼もあって読みにくくなり購入しました 字が大きくなっていて読みやすいです
夢中になって読んだコロボックル物語
昔、記憶では最も本を読んでいた高校時代、佐藤さとる氏のファンタジー集を夢中になって読んでいました。中古本がないかと探していた時期もあったのですが、何年か前に図書館で新しい本を見かけて、最近、新たに書籍が発行されていることを知りました。 この本はコロボックルのお話のシリーズ第一作に当たります。今後も少しずつ購入を進めたいと思っています。ところで、最近、若い女性が佐藤氏を引き継ぐ形で続編を書いているのだそうです。最終的には、その新たなシリーズも読んでみたいところですね。 285657-20150115-0746526215
だれも知らない小さな国
昔、夏休みの読書感想文を書くときに読んだ。夏が来ると、この本を思い出す。いっとき、喧騒を忘れて平和な気分に浸れる名作。