近所のなにげない神社やお寺、いつも歩いている町や公園も、江戸時代は名だたる観光地だった!
五街道の起点日本橋、江戸随一の歓楽街浅草寺、討ち入りの現場本所松坂町、桜の名所飛鳥山、葛飾北斎の墓所誓教寺…… 江戸を知れば東京がもっと楽しくなる!「古地図」と『江戸名所図会』で解説する江戸観光案内。
本書は、主に『江戸名所図会』に載る名所・旧跡、寺社のほか、大名屋敷、幕府施設、道・坂・橋、町、著名人の居宅などを、美しさと実用性で江戸時代に好評を博した「尾張屋板江戸切絵図」と「現代地図」を交えて事典形式で解説。
【目次】
はじめに
目次・凡例
●第1章
01皇居周辺(御曲輪内大名小路絵図)、02霞ヶ関周辺(麴町永田町外桜田絵図)、03水道橋・御茶の水周辺(飯田町駿河台小川町絵図)、04日本橋周辺(日本橋北内神田両国浜町明細絵図)、05京橋周辺(八町堀霊岸嶋日本橋南之絵図)、06銀座周辺(京橋南築地鉄炮洲絵図)
●第2章
07新橋・浜松町周辺(芝口南西久保愛宕下之図)、08赤坂周辺(今井谷六本木赤坂絵図 )、09四谷周辺(千駄ヶ谷鮫ヶ橋四ッ谷絵図)、10市ヶ谷・神楽坂周辺(市ヶ谷牛込絵図)、11後楽園周辺(礫川牛込小日向絵図)、12小石川周辺(東都小石川絵図)、13本郷・湯島周辺(小石川谷中本郷絵図)
●第3章
14上野周辺(東都下谷絵図)、15浅草橋・蔵前周辺(東都浅草絵図)、16浅草・南千住周辺(今戸箕輪浅草絵図)、17両国・錦糸町周辺(本所絵図)、18深川周辺(本所深川絵図)
●第4章
19三田・品川周辺(芝三田二本榎高輪辺絵図)、20麻布周辺(東都麻布之絵図)、21目黒周辺(目黒白金図)、22渋谷・青山周辺(東都青山絵図)、23新宿周辺(内藤新宿千駄ヶ谷辺図)、24早稲田周辺(牛込市谷大久保絵図)
●第5章
25雑司が谷周辺(雑司ヶ谷音羽絵図)、26本駒込周辺(東都駒込辺絵図)、27王子・巣鴨周辺(染井王子巣鴨辺絵図)、28日暮里・千住周辺(根岸谷中日暮里豊島辺図)、29向島・押上周辺(隅田川向嶋絵図)
●コラム
歌舞伎と風俗、火事と喧嘩は江戸の華、花見の名所、吉原と深川芸者、江戸っ子と職人、江戸三大祭と永代橋、女性の化粧と着物、浮世絵とゴッホ、落語と寄席、両国川開きと花火
●索引
項目別索引(寺社、名所、坂・道・橋、幕府施設、屋敷、川・堀・河岸・渡し、門、地名、著名人)
美麗なカラー古地図と現代図を用いてポイントを確認することで、江戸時代の名所を立体的に知ることができます。
歴史好きの読み物として、時代小説ファンの参考書として、江戸東京散歩のお供にと、幅広い読者におすすめの内容です。
レビュー(2件)
いい参考書です
時代小説が好きでよく読んでいます。中でも江戸期ものを読むことが多く、読んでいる中で地名・場所が出てくると、そこがどんなところで、現在のどこなのか調べてみたくなり、本書を購入しました。 内容としては、項目別索引(寺社、坂・道・橋・門、幕府施設・屋敷、地名、川・堀・川岸・渡し、名所、著名人)で索引でき、見開き左の現在、右に江戸時代の同じ場所が掲載され、番号で紐付けされていて、その場所の説明書きがあります。 さっそく使ってみましたが、江戸期の場所が特定できると、『なるほど、今のここなのか』、小説内で場所移動した時の距離感とわかると、『結構距離あるね』とか、臨場感が湧いてきますね。いい参考書です。 ただ、江戸期絵図は、なぜか一方向からではなく全方向から見るような構成で、しかも文字が小さいので、見づらいところがあります。また、江戸全域が1枚で俯瞰できる大地図があると、さらにいいのですがね。 ----- ■本書の基本情報 ・概要: 主に『江戸名所図会』(嘉永年間1848~55年に作成)に載る名所・旧跡、寺社のほか、大名屋敷、幕府施設、道・坂・橋、町、著名人の居宅などを、美しさと実用性で江戸時代に好評を博した「尾張屋板江戸切絵図」と「現代地図」を交えて事典形式で解説。 ・筆者:笠間書院編集部 ・出版:笠間書院 ・発売:2020年12月 ・ページ数:377p ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%