魚のブローカーから一転して興業証券へ再入社する。37歳の山鹿悌司の転身は、「兜町最後の相場師」へのスタートとなった。入社から2年後、株式市況の悪いなか、新設された投資信託販売特別班長の1人に山鹿は抜擢された。まったくの素人にもかかわらず、独自の発想と勘で金融機関から大口の注文を集めた山鹿は、たちまち兜町で頭角をあらわしていくーー。相場を生き抜いた男の、波乱万丈の半生を描いた経済小説の金字塔!
第一章 スターリン暴落
第二章 神武相場
第三章 岩戸相場
第四章 撤収作戦
第五章 凋 落
解説 佐高信
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