教科を越えて「書くこと」の指導に挑む教師たちによる実践集。国語で、理科で、農業科で、教師たちが「自ら進んで」取り組む実践は、ときに縦横に伝播する。「事実を伝え、意見を述べる」言葉の技は、全教科の学習の支えとなり、世間を生きる力となる。だからこそ、今すべての教師がその指導に取り組んでほしい。それは誰にでも可能なのだから。
序章 本書のなりたち
第1部 国語教師による取り組み
第1章 「書き手を育てる」ということ(1)
澤田英輔
[解説]澤田英輔氏の報告を読んで
第2章 「書き手を育てる」ということ(2)
渡邉久暢
[解説]渡邉久暢氏の報告を読んで
第3章 「伝えたいこと」を生み出す仕掛け
杉本紀子
[解説]杉本紀子氏の報告を読んで
第4章 「書かせない」工夫による省力化
大内康宏
[解説]大内康宏氏の報告を読んで
第5章 「日常の営み」に凝らす「ひと工夫」
駒形一路
[解説]駒形一路氏の報告を読んで
第2部 他教科の教師による取り組み
第6章 「実験シート」と学習意欲を高める「ルーブリック」を活用した「書く」中学理科
羽田徳士
第7章 「実験シート」と「ルーブリック」を活用した授業創りを教師仲間と探りながら
高城英子
[対談]理科教育と書くこと
第8章 「書かせる指導」で心幹(しんかん)を育む
宮田晃宏
第9章 「心幹」を育む「書かせる指導」がどのように生徒に影響するのか
ー「書かせる指導」を受けた一生徒として
田中江利子
[対談]「書かせる指導」を掘り下げる
第10章 校長として取り組む「書くこと」の指導
ー今日の生徒と教師のために
宮原清
[解説]実践の伝播
第3部 さらなる取り組みへの手がかり
第11章 事実を伝え、意見を述べる
渡辺哲司
第12章 他教科で学び、世間で生かす言葉の技
渡辺哲司
第13章 引用して批判する
島田康行
第14章 「考える自由」がなければ書けない
ー不登校を生み出す学校文化と「書くのが苦手」
宮原清
あとがき
執筆者紹介
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