地球温暖化やコロナ禍、地政学的リスクなど不確実性の時代を生き抜くヒントは、「稲作とお米」にあった!お米のプロたちへの取材からみえてきたのは、食卓と里山をつなぐサステナブルな視点。そして、稲作二千年の歴史で日本人が培ってきた「日本型SDGs」から、日本の向かうべき方向が浮かび上がる。農家、JA、農水省・地方自治体、農業ベンチャー、米穀店などコメ・ビジネス、炊飯器メーカー・食品メーカーなどの企業、中学入試問題の出題者など、幅広い事例を収録。
序章 食卓がほんとうに欲しいもの(クラウドファンディング)/第1章 「売れない」のは仕方がないのか〜販売の現場から(象印マホービン、パナソニック、米穀店)/第2章 どこを向いて作るのか?〜生産の現場から(農家、農薬、コウノトリの豊岡市、トキの佐渡市、JA、孫ターンと棚田の新規就農、生産法人)/第3章 コメ政策から水田農業政策へ〜農林水産省に聞く(みどり戦略など)/第4章 需要を創出するには何をすべきか?(モスバーガー、ニチレイ、ニチレイフーズ、湖池屋)/第5章 25対75を目指して〜有機農業への挑戦(学校給食、中学入試問題、生物多様性、除草ロボット)/第6章 稲作二千年のその先へ
レビュー(2件)
読み応えあり☆
日本の「米離れ」に独特の視点から切り込み、とにかく足を運んで丁寧に取材を重ねた記録の説得力がすごいです まるで自分が今、その方と話していると錯覚しそうな語り口で、すっかり「読書離れ」していた自分にもスラスラと内容が入ってきます♪ 二千年続いてきた日本の稲作の未来のため、知恵を絞り改善を重ねる人たちの姿に、こちらがすごく元気をもらいました 飽食の時代、多様性もちろん大事ですが、やっぱりお米を食べないなんてありえない、ならば守らないと 食卓のごはんのその先に、みんなが真剣な眼差しを向けられますように
良書
ひとつひとつの話も面白いが、全部読み終えたらタイトルの意味がわかった。お米はもともと好きだったが、大事な作物だなと思った。読みやすくて、ぐいぐい引き込まれた。良書。