看護の課題を、人文学の側から真摯に、そして平易に語りながら、患者と看護者のあいだに新たな関係を築く、〈超看護〉という新しいあり方についてーー。
「文化人類学・文学・哲学」と「ナイチンゲールの思想」とを同時に考え、〈看護とは何か〉、そして〈生きることと死ぬことの意味〉について語る。
また、精神的な病とナラティヴ(物語)の関係性をあきらかにするなど、これからの看護の未来をわかりやすい言葉でえがき、ますます喫緊の課題となっている〈医療と看護のあり方〉にあらたな側面から光をあてる。
看護を志す学生や看護への新しいアプローチを模索する看護師や研究者、そのほか今まさに看護の現場に直面し悩んでいる一般の方たちのための一冊。
まえがき
1 「超看護」の論点
第1章 「看護の詩学」とナイチンゲール
第2章 「看護の脱構築」試論
第3章 「アメリカの看護」という遺産
第4章 「死」は恐ろしいことなのか?
第5章 「前近代」から学べるもの
2 「超看護」の感性
第6章 「地理的身体論」序説
第7章 「闇」が教えてくれる世界
3 「超看護」の広がり
第8章 「里山看護」について
第9章 「信州伊那谷」から考える
あとがき
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