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ロベルト・コッホ賞を受賞したインフルエンザの世界的権威が書いた衝撃の科学ミステリー。変幻自在なインフルエンザウイルスの謎に迫る! 21世紀初のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に世界に伝播した。はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。 ロベルト・コッホ賞を受賞したインフルエンザの世界的権威が書いた衝撃の科学ミステリー 変幻自在なインフルエンザウイルスの謎に迫る! 21世紀初のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に世界に伝播した。はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。 トップ研究者が最新の研究成果をもとに新型ウイルスの疑問と誤解に答える! 1.新型ウイルスは今年の冬、大流行する 2.季節性インフルエンザと病原性は変わらないは「ウソ」 3.新型ウイルスは、突如病原性が高まる可能性がある 4.「60歳以上の高齢者は免疫があるから安全」は間違い 5.肥満は、新型ウイルスの危険因子だった 第1章 パンデミック発生! 第2章 インフルエンザウイルスはどのように感染するのか? 第3章 「種の壁」を越えた感染はなぜ起きるのか? 第4章 ウイルスの病原性が突如強まるのはなぜか? 第5章 H5N1亜型ウイルスがパンデミックを起こす可能性はあるのか? 第6章 スペイン風邪は、なぜ史上最悪の被害をもたらしたのか? 第7章 ワクチン接種で感染を予防できるか? 第8章 抗インフルエンザ薬は感染拡大を食い止められるのか? 第9章 新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか?
レビュー(15件)
豚?鳥?
インフルエンザの仕組みの理解に役立ちました。 豚とか鳥とか何のことかと思っていましたが疑問が解けました。
真実を知ろう!
新型インフルエンザについては、不確かな情報が氾濫しています。科学的な見地から信頼できる情報を得ることにより、正しい対策が可能となります。
ノイラミニターゼ阻害剤とは何ぞや
ある日、辞書を引いているとノイラミターゼとゆう言葉に出くわして、つい興味を抱いて、ジーニアス英和辞典を調べても見つからず、wikipediaでやっとインフルエンザに関した単語だと解ったが、この辞書の意味が解らん。最近解説が英語でも何となく解ったようになるが、これは遺憾と探して、誰かのブログにこの本があり即楽天ブックさんへ。期待に充分答えてくれました。インフルエンザの脅威を読後に感じて下さい。その恐ろしいシステムについてもわかり安く、しかもbluebacksらしく理系の人にも充分配慮してると思う。
新型インフルエンザ対策は大丈夫なのか?
子供が新型インフルエンザに罹り、2次感染の発生や濃厚接触者として数日間自宅軟禁された経験から興味を持って購入。 従来型インフルから鳥インフル・2009年9月現在の新型インフルに対する研究・対策の知見まで盛り込んで、インフルエンザウイルスの感染・治療について良い教科書となるよう書かれている。 惜しいことに防疫についてはワクチン・治療薬に関する記述が中心で、マスク・消毒・隔離など一般社会で感染防止対策として現場が大騒ぎしている事項(の有効性評価)に触れられていない。この記述まで踏み込めば一般人・医療関係者共にバイブル的存在になると思うのだが・・・ ともあれ、国家的な公衆衛生対策のぬかりなど、インフルエンザウイルス専門研究者の指摘には慄然とされられる。 ・日本での学童のインフルワクチン接種任意化は結果的に高齢者のインフル死亡数を増加させているのではないか ・一部アジア地域で行われた安易な治療薬使用が耐性ウイルスの蔓延を促し、治療薬を無力化させた(家畜飼料への抗生物質添加の轍を踏んでいる) ・新型インフルに60歳以上が免疫を持つとの報道は誤りではないか ・新型(豚)インフルに対策がかかりきりで鳥インフルへの対応が止まっている 変化の早いインフルエンザウイルスに対応し、毎年でも2版・3版と改版され出版が続くことを望みたい。