ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、
3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!
観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、
大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、
旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。
どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、
読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集!
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「残念すぎるお知らせだよ」と友人はため息をついた。「私たちはどう努力しても、絶対にオシャレな部屋には住めない運命ってこと?」
「つらいけど、そういうことになるね。だって、漫画や洋服がドワーッとある部屋を見ると、どんな気持ちになる?」
「『すごいなあ!』って、うきうきわくわくして、幸せを感じる」
「でしょ? それが私たちにお似合いの部屋ということだよ」
「しをんちゃん。今後も収納が多い倉庫みたいな部屋を探すから、手を貸して。収納たっぷりでさえあれば、ネズミと酸っぱいパンを分けあうような薄暗い部屋でもかまわない」
「ラジャ!」
──本文より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レビュー(136件)
いつも楽しみにしているエッセイ集。本の紹介が入っていると読みたくなって積ん読が増えて困る。 「希望の塔ーなぜひとは積ん読するのか?」の項には一理あると納得。積ん読することに罪悪感があったけど、明日への希望だから仕方ないと自分を許せる(甘やかす)理由になりました(笑)
得手不得手
「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を獲った、三浦しをん氏のエッセイ集。他にも多くの賞に輝き、筆力には定評がある。その三浦氏が各雑誌などに綴ってきたエッセイを集めた訳だが、小説とエッセイ、これほどの落差があるとは。決して上手い文章とは思えないのだ。主張が明確でないし、無理に笑わせようとして空回りになったりもする。向き不向きだろうか。
新刊が出るたびにすぐ購入してしまう作家さんです。 今回のエッセイも面白かった!【美容について】の依頼でエッセイを書くも何故か自宅に襲来する虫の話w 毎回登場するご両親とのユーモラスなやり取り、久しぶりに弟さんとのエピソードも書かれていて、久しぶりに懐かしい人たちに会ったような気持ちになりました。 また、取材で訪れた方々とその後も連絡をとりあいお誘いもしてもらえる(植林イベント等)のも、しをんさんの知的でユーモア溢れたお人柄なのだろうなぁと思います。 5月末には小説の新刊も出るとのことで今から楽しみです。