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日本が農業中心社会だったというイメージはなぜ作られたのか。商工業者や芸能民はどうして賤視されるようになっていったのか。現代社会の祖型を形づくった、文明史的大転換期・中世。そこに新しい光をあて農村を中心とした均質な日本社会像に疑義を呈してきた著者が、貨幣経済、階級と差別、権力と信仰、女性の地位、多様な民族社会にたいする文字・資料の有りようなど、日本中世の真実とその多彩な横顔をいきいきと平明に語る。ロングセラーを続編とあわせて文庫化。
日本が農業中心社会だったというイメージはなぜ作られたのか。商工業者や芸能民はどうして賤視されるようになっていったのか。現代社会の祖型を形づくった、文明史的大転換期・中世。そこに新しい光をあて農村を中心とした均質な日本社会像に疑義を呈してきた著者が、貨幣経済、階級と差別、権力と信仰、女性の地位、多様な民族社会にたいする文字・資料の有りようなど、日本中世の真実とその多彩な横顔をいきいきと平明に語る。ロングセラーを続編とあわせて文庫化。
レビュー(179件)
見方
網野先生の著書はハッとさせられることが多い。今の時代の常識で考えてしまう当たり前を頭から排除し、日本の歴史、中世を眺め直す機会になる。 2024年に生涯を終えられました。改めて先生の偉大な「異端者」を読み直す。
読みやすい
歴史に興味がない人も読みやすい 本だと思います。面白かったです。
なかなか
昔の人々の暮らしについていろいろ 考えさせられました。 興味深く読みました。
まあ普通でした!!!!!!!!!!!!!!
良いよ!
この著者は神奈川大の教授だったんですね。凄く読みやすいし偉ぶったところが無いのでグーです。また歴史上のポイントが明確で教科書とは全然違って一気に読んでしまいそうです。