この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない。「こそあどの森の物語」シリーズ誕生30年を記念して書き下ろされた姉妹編短編集。スキッパー、トマトさん、スミレさんら森に住むひとそれぞれの、かけがえのない体験からうまれたお話を7つおさめました。森でのふしぎな出会いや発見など、だれにも言わないけれど胸の中に大切にしまっている、ひとりひとりのないしょの物語。
スキッパーのないしょの話・日記帳にちいさな葉っぱをはさんだ日のこと/トマトさんのないしょの話・花畑でであった小さな王様の迷っていたこと/ポットさんのないしょの話/おばあちゃんの教えを 思い出した日のこと/スミレさんのないしょの話・「ひなたぼっこ」はだれとしているのか/ギーコさんのないしょの話・山と海のにおいがするひきだし/トワイエさんのないしょの話・夜の森でひとばん過ごしたときのこと/ミルクのないしょの話・〈連続しりとりステップ〉でどこまで行けるか
レビュー(5件)
こそあど楽しみでした。次もでるみたいだしうれしい!でも本編が楽しく読めたからちょっと物足りないかんじもありますがまた会えた喜びがあります