神学へ限りなく接近するフランス現象学は何処に向かうのか? アンリとマリオンの比較を通してその歩みを検討し、成果を未来へと引き継ぐ試みを提言する! 本書では、まずミシェル・アンリを手掛かりとして、形而上学的傾向のパトスという側面を、次にジャン=リュック・マリオンに依拠しつつロゴスという側面を探究する。最後に、二つの側面をロゴスに重きを置きつつ総合する視点を試みることで、現象学の最も顕著な展開は啓示へ向かう点を明らかにする。--はじめにより
はじめに
第一章 現象学のhyletiqueと materielle
第二章 世界と世界以外
第三章 形而上学的思惟
第四章 比類なき現象
結 語
注
あとがき
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