相続税は、昭和63年の税制抜本改革において十数年ぶりに負担の軽減がはかられましたが、地価高騰の影響は依然として大きく、一部の資産家だけでなく、ごく普通の人々にもかかわりのある税金となっています。しかし、現行の相続税は、その税額の計算にあたっては、法定相続分にしたがって計算し、実際に納付すべき税額は、遺産の取得価額に応じて按分するという、わが国独特の複雑な課税方式をとっています。本書は、このような課税方式をとる相続税を、これから初めて勉強しようとする人を対象に、その仕組みや内容が容易に理解できるように配慮されています。
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