外科の手技に関して知識のある方(あるいはこれから学ぼうとする方)向けです。基本手技の解説はほとんどありません。基本手技に関して、何故こうするのか、何故そうなっているのかを考えましょうと言う本です。 若い先生が変な手技をしていて、何でそんなことするの?と思っていたことも書かれていて勉強になりました。 医師でなくても、例えば看護師さんが読まれても勉強になると思います。こう言う考えでこんなやり方をしているのか!と。看護師さんの手技にも同じようなことがあると思います。 後半はネットに載せたら(載っているのかも)炎上するのでは?と言う過激な内容もありますが、本とは本来こういった著者の主張を強く出すものではないかと思いました。とても読み応えのある本でした。ほとんどの本を積ん読してしまう私が、一気に読了したので面白いこと間違いなしです。 著者も書いていますが、これは違うんじゃないの?と言う意見大歓迎だそうです。私もいくつか、それは違うでしょ~、それは言い過ぎちゃうの?と感じました。 ガイドラインとか教科書とは違った、著者の思いが詰まった本です。診療の合間にも読めます。
レビュー(2件)
指導医にもお勧めです
外科の手技に関して知識のある方(あるいはこれから学ぼうとする方)向けです。基本手技の解説はほとんどありません。基本手技に関して、何故こうするのか、何故そうなっているのかを考えましょうと言う本です。 若い先生が変な手技をしていて、何でそんなことするの?と思っていたことも書かれていて勉強になりました。 医師でなくても、例えば看護師さんが読まれても勉強になると思います。こう言う考えでこんなやり方をしているのか!と。看護師さんの手技にも同じようなことがあると思います。 後半はネットに載せたら(載っているのかも)炎上するのでは?と言う過激な内容もありますが、本とは本来こういった著者の主張を強く出すものではないかと思いました。とても読み応えのある本でした。ほとんどの本を積ん読してしまう私が、一気に読了したので面白いこと間違いなしです。 著者も書いていますが、これは違うんじゃないの?と言う意見大歓迎だそうです。私もいくつか、それは違うでしょ~、それは言い過ぎちゃうの?と感じました。 ガイドラインとか教科書とは違った、著者の思いが詰まった本です。診療の合間にも読めます。