- 633
- 3.78
このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞーー。「家族小説」の最高峰。直木賞受賞作! 38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。「また、がんばってみるかーー」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。直木賞受賞作。
このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞーー。「家族小説」の最高峰。直木賞受賞作! 38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。「また、がんばってみるかーー」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。直木賞受賞作。
レビュー(633件)
重松さんの直木賞受賞作です。20年ほど前の作品と思いますが、既に重松節炸裂です。元気もらえること間違いなしです。
とても感動させられる素晴らしい作品だと思います。
親父心
家庭の中の父親はこのように感じているというのが良くわかる短編集。 男の私からしたら納得できる、そうそう!そう考えてしまうよなと、とても共感できます。ただ母親は小説のなかでもそうですが子供に対する気持ちなど父親とは感じかたか違います。 中年になりフト立ち止まったときに読んでみるとみんな同じように感じて生きているのかなあと思え少し安心できるかもしれません。
重松清さんらしく、優しく読みやすい作品です。
じんわりきました
家族の問題としてありそうなお話で、うちの子供たちはまだ小さいが、これから様々な困難に出会うんだよなぁとしんみりしました。家族の絆を考えるきっかけになりよかったです。