狼と香辛料XX Spring LogIII(20)
わっちに惚れておるのは、ぬしのほうじゃからな。
ホロとロレンスが紡ぐ、旅の続きの物語、第3弾!
湯治客で賑わう短い夏も終わり、湯屋『狼と香辛料亭』は秋を迎えていた。山々に囲まれたニョッヒラの秋の味覚を堪能しようと、いつも以上に張り切るホロとあきれ顔のロレンス。
山での散策を終え、籠いっぱいの土産とともに二人が湯屋に戻ると、入り口にはたくさんの人だかりが。
「なんじゃ、よくわからぬが、色々な獣の匂いがしんす」
湯屋『狼と香辛料亭』にやってきた、時季外れの客たちの目的とはーー。
書き下ろし短編『狼と収穫の秋』に加え、電撃文庫MAGAZINE掲載短編4本を収録した、湯屋での物語第3弾。
レビュー(10件)
更に深まる狼と香辛料亭物語。安心して読めるショート5本。ほぼ時系列に纏められていて、時にほっこり、時に思い出しじわりあり。そして最後には、次巻を期待させるホロからの新たなる提案あり。新章とのクロスあるかな。
【2018-019-1367】
続々、幸せであり続ける物語。爆発するのが気にならないくらいTu-Kaも真っ青なツーカーな夫婦で末永く爆発しやがれください。二人の旅はニョッヒラで終わりを迎えましたが、二人の時はまだまだ続く。時間は過ぎるが思い出は行き過ぎることはない。同じような毎日だけど繰り返しの日常はない。悲しいことは溢れそうになるが楽しいことに限りなどない。噛み締めれば噛み締めるほど味が出て、期待通りの期待を裏切らない物語が新しいスタートを切るということで期待しています。(続く)