本書は、ソーシャルワーク実践モデルの発展を大きく4つの時期に分けて捉えている。第1部では、第1期と第2期の実践モデル、すなわちソーシャル・ケースワークの実践モデルを解説する。第1期としては、心理社会的アプローチ、機能派アプローチ、問題解決アプローチを、第2期としては、家族療法アプローチ、行動変容アプローチ、課題中心アプローチを取り上げる。第2部では、第3期と第4期の、生態学やシステム論にもとづく統合実践モデルと新しく登場した実践モデルを解説する。第3期としては、生態学的アプローチ、ジェネラリスト・アプローチ、ケースマネジメント/ケアマネジメント、ソーシャルサポート・ネットワークを、第4期としてはエンパワーメント・アプローチとナラティブ・アプローチを取り上げている。
レビュー(4件)
手元に置きたい一冊
社会福祉を学ぶ一環として最低限に知識はあったが、これだけ数多くのアプローチを深く学べてはいなかったことに気づいた。 知識を実践に移す過程で、そのケースごとに正しいと思われるアプローチで働きかける教科書となった。 定期的に読み直したくなる内容の濃い一冊。
ケースワーク技法の深い省察
「ソーシャル・ケースワークの理論 7つのアプローチとその比較」の訳者である久保氏の集大成といえるのかもしれない。 心理社会的アプローチからナラティブまで幅広く網羅している。何よりも単なる技法の紹介にとどまらず、教科書による通り一遍の概説では触れることができない各アプローチの提唱者の思想や背景まで知ることができる。
ソーシャルワークに関しては全くの素人でも、参考になるんだなこれが(´・ω・`)