貧しい人々に、医療を!
民医連(全日本民主医療機関連合会)の礎となった、若き「女医」の闘い
「病人はいないか、子どもは元気か」 1930年代、戦中の貧困と保険制度の不足のなか広く人々に医療を提供し、日本の医療制度の改善を求めた無産者診療所。東京女子医専卒業後、農民運動に疲弊した新潟の診療所に飛び込んだ満すゑは、勤務先の診療所で検挙されるーー。両親との死別、三度の投獄を経て、満すゑが見たものとは。
治安維持法の時代に、誰もが医療を受けられる社会を求めてーー
序章 去来する思い
第一章 ふるさと
第二章 医学への道
第三章 無産者診療所
第四章 獄につながれて
第五章 再起を願って
第六章 最後の砦
終章 破局と新生
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