一五世紀のはじめ、二九年間に七度も大船隊を率いて、東南アジアからインド・アフリカ東岸にまで及ぶ広い海域に活動した鄭和の事績は、人々を驚かせる。
それは規模の大きさや華々しさのみで注目されるべきものではなく、時代をおって発展してきた海上貿易の歴史を前提としてはじめて、大航海はなりたつ。
本書は、当時の航海術や造船技術にもふれながら、鄭和の事績をイスラム新史料にも目をくばりつつ書き下ろした労作である。
目次(内容と構成)
はじめに
1 海のシルクロード
2 中国人の海から
3 アラビア海をこえて
4 大航海のあとに
あとがき
付録 鄭和のふるさと
年譜
さくいん
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