「敵対的買収」は、すでに欧米では経営戦略上の重要な選択肢の一つになっているが、日本ではいまだ実例も少なく、また欧米諸外国との歴史的・社会的背景の違いから、否定的なイメージとともに語られることが多いというのが現状である。しかし、日本の、特に上場会社を取り巻く環境は変化しつつある。経営者は、好むと好まざるとにかかわらず、また、自社が現実に敵対的買収の対象となるかどうかは別にして、「敵対的買収」とはそもそもどのようなものか?「敵対的買収」に対する企業防衛策を導入することについてどう考えるべきか?「敵対的買収」に際してどのような行動をとるべきか?という問いかけへの答えを準備しておかなければならない状況になってきている。本書は、「敵対的買収」に対する防衛策導入の考え方と実務的な対応について、まとめたものである。
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