「狂言は、人間を愚かしい生き物と見定め、その姿をありのままに描く古典芸術です。古典はどのような時代でも変わることのない、人間の本質を鋭く描き出します」-現代にはびこる苦しいことから目を背け、刹那的な快楽を求める風潮を断固拒否し、人間の本質を真摯に問いかける山本東次郎の言霊の書。
1能と狂言ー能と狂言、一見異質なものが同じ舞台にある謎を探る
2狂言という心理劇ー簡潔な構成の中に細やかな心の動きを描きつくす
3間狂言の役割ー夢幻の世界を現実に繋ぎとめる狂言方の役割
4三番三ー瑞穂の国の安穏と豊穣を祈る狂言方の舞
5あすへの話題ー日常の些事を通して芸の世界の機微に触れる
6創作の楽しみー能の創作を通して「能の狂言」の姿を追い求める
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