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オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。彼女は海底五千メートルで稼働し続けた。データを集積し、思考を重ね、そしていまジレンマに陥っていた。 放置しておけば暴走の可能性もあるとして、オーロラの停止を依頼されるハギリだが、オーロラとは接触することも出来ない。 孤独な人工知能が描く夢とは。知性が涵養する萌芽の物語。 オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。彼女は海底五千メートルで稼働し続けた。データを集積し、思考を重ね、そしていまジレンマに陥っていた。 放置しておけば暴走の可能性もあるとして、オーロラの停止を依頼されるハギリだが、オーロラとは接触することも出来ない。 孤独な人工知能が描く夢とは。知性が涵養する萌芽の物語。 プロローグ 第1章 赤い光 Red light 第2章 青い光 Blue light 第3章 白い光 White light 第4章 黒い光 Black light エピローグ
レビュー(76件)
よいです
姪っ子に頼まれて購入。 配送も早く助かりました。シリーズで集めてるものだったらしく、とても喜んでます
森博嗣さんの在庫があって良かったです。シリーズ大ファンです。
いよいよ
シリーズの謎が見えてきたような、そうでもないような? 正直、このシリーズ1作目を読んだときは微妙な感想だったのですが、巻を重ねるごとに面白さが重厚になってきました。 この著者は一つのシリーズ丸ごとを使って〇〇トリックを仕掛けるような、とんでもない構想力の持ち主なので、このシリーズも最後まで気を抜かずに追いかけたいと思います。
人工知能がまさかの…
Wシリーズ6作目、人工知能やバーチャルな世界やシステムが登場し、ハギリ博士が解決する本シリーズ。今回はなんと引きこもりの人工知能を社会復帰させるというミッション。従来のSFにある人工知能の概念を覆し、かつ本当の人工知能はこういうものだろうと納得させるプロットと描写。 そしてウグイ、デボラとの掛け合いは通勤電車内でも思わず吹き出してしまいます。
題名とイラストで選びました
内容をよく見ずに購入したらSFでした。ミサイルが飛び交うとかではなく、研究員とコンピューターの駆け引きというか、とても落ち着いた小説です。 私の理解力では、一度には理解できないので、時間を置いて読み返したいと思います。