本書は、16人の子どもに行ったインタビューの記録です。このような本が世に出るのは、きっと初めてのことでしょう。インタビュアーはインタビューのプロではありません。普通のお母さんや学習塾の先生たちです。インタビューとは相手に「寄り添って」聞くことです。まず、質問に答える子どもの話にじっくり耳を傾けることに徹してみました。そうすると、子どもは実に雄弁に語ってくれます。そして、その子どもの、今までまったく知らなかった別の人間像が立ち現われてきます。おとなが、いかに子どもを枠にはめて接していたかも浮き彫りになりました。
レビュー(0件)