- 56
- 4.75
八百年、貴方に焦がれ続けた。 仙楽国の太子・謝憐(シエ・リェン)は、十七歳の若さで飛昇し天界の武神となった。 しかし、自らの行動が原因で二度も天界を追放されてしまう。 それから八百年後ーー。三度目の飛昇を果たし天界に復帰したものの、 今や謝憐(シエ・リェン)の信徒は残っておらず、 他の神官たちからもはみ出し者扱いされてしまうのだった。 地道に信徒を獲得しようと下界で一人奮闘する謝憐(シエ・リェン)は、 ある日、三郎(サンラン)と名乗る美しい少年に出会う。 行くあてがないと言われともに過ごすようになり、 慕ってくれる彼と仲を深める謝憐(シエ・リェン)。 だが、なぜか天界や鬼界に詳しい三郎(サンラン)には秘密があるようでーー?
レビュー(56件)
アニメから入ったんですが、小説も最高でした!!二段に分かれてるのは初めてだったけど文章も読みやすくて、アニメでは分からない情報も補完されてて良かったです。
アニメよりも分かりやすいです!漫画やアニメでは描ききれないことが一つ一つ丁寧に説明されていて小説版を買ってよかったなと思います。 私は翻訳本の無理やり日本語に落とし込んだようなどこか違和感を感じる文章が苦手なのですが、この作品は似た文化を持った国の物語だからか、翻訳した方がお上手だったのか、するすると体に文が染み込んでいくように理解できました!
もう最高です。天官賜福大好きです。アニメをきっかけに日本語版があるならと小説を購入しました。文字だけの表現でこんなに心が揺れ動くものだったけ?と小説の持つ表現力を再確認しました。 状態も良く表紙が美しい。作品に出会えたことにも感謝。墨香銅臭さんの作品を翻訳してくれる翻訳者さんにも感謝を伝えたい。本当にありがとうございます。 是非とも第6巻まで日本語訳版を出して欲しい…!
800年越しの恋、アニメでハマりまして
アニメでは分からなかった細かな表現が分かって、更にハマりました。 花嫁衣裳を着た謝憐と花城が再開した際、輿から降りるときワザと躓いたとか、花城が神官から鬼になったとの噂とか、昔謝憐が花将軍と名乗っていたことが分かると花城がニヤついてたり。 アニメだけでは描かれなかったところなど、いろいろ気になるところが多すぎて、続きを読むのが凄く楽しみです。
アニメを軽率に見てハマってしまい小説3巻までまとめ買いしちゃいました。 簡体字版がベースになっているそうなので過激な表現はなく、BLものという印象は薄いですが、群像劇の読み物として非常に面白いです。 一巻はアニメ2期までの内容を網羅しているので、馴染み深いですし、色々細かな描写で補完されて改めて小説をよんでからアニメ観直すのも楽しいです。 挿絵は一切ありませんが、それでも満足度が高い。そして表紙の絵が綺麗。