西洋哲学における重要なテーマの一つである「実在」。それは古代から現代に至るまで、形而上学、存在論、認識論の中で脈々と探究されてきている。一方で、科学技術の発展は、私たちに虚構と現実、嘘と真実といったリアルをめぐる新たな実践的問題を突きつける。リアリティの哲学は、実在というコンセプトを軸に、哲学の伝統と応用哲学的な問題を結びつけ、新たなフィールドを切り開く。私たちの生において複雑に絡み合っている「リアル」の問題をそれぞれの執筆者の視点から自由に追求する、新しい哲学領域への第一歩となる挑戦的論文集。
現実と実在と潜在と
破壊の形而上学へ
ホワイトヘッドの哲学から考えるクオリアのリアリティについて
実在の経験と根源的相対主義
『マトリックス』の世界でのリアリティを考える
ハイパーオブジェクト時代におけるリアリティ
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