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「人工知能によって経済は、社会は、政治はどこに向かうのか? 未来を知るための必読書」--飯田泰之氏絶賛! 人工知能(AI)が目覚しい発展を遂げています。小説を書いたり、囲碁をしたり、日々ニュースを賑わせています。 また、AIを搭載したロボットも活躍しています。pepperは感情を読み取れますし、ダヴィンチは外科手術をこなしますし、iPhoneに搭載されているSiriは道案内もしてくれます。 このまま技術開発が進んでいくとどうなるのか……? 2045年に起こると噂される「シンギュラリティ」より前、2030年には、AIが人間の頭脳に追いついてしまう可能性があるのです。 ホワイトカラー事務職は真っ先に職を奪われます。医者も弁護士も失業の危機に瀕しています。最大で人口の9割が失業する可能性もあると筆者は推計しています。一部の資本家以外の労働者は飢えて死ぬしかないのでしょうか? AIによって奪われた労働は、BIで補完しよう! マクロ経済学者である筆者はそう訴えます。BIとはベーシックインカムのこと。社会保障をBIに一元化して、子供から大人まで一律の生活保障を支給するという仕組みです。 AIの未来、資本主義の未来、労働の未来、社会保障の未来まで、気鋭の経済学者が語りつくします!
レビュー(96件)
働く人の未来を知る上では必須の本
仕事上、AIについて学ぶ必要があったので、新書サイズ、ということで購入しました。「知りたくはないが、知っておかねばならない未来」について、書かれている本、という位置づけで読むと、ちょうどいいかと…。でも、暗い気分になりますね…。
人工知能と経済の未来
なかなか面白い本だった。 「人工知能とはなんぞや」 にフォーカスしているだけでなく経済学の観点から人工知能の功罪を説明してくれている。 「シンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超えるとき)」 ロボットが人間を支配する話しは結構昔からある。 好きなアニメでいうと「新造人間キャシャーン」とか「銀河鉄道999」とか。 あんなのを見ていたので人工知能が発達し過ぎるのには正直抵抗がある。 ただこの本の中に面白い発想が。 働くのは人工知能をつんだロボット 人間は遊んで暮らせる日が来るかもしれない。 というものだ。 会社嫌いの自分にとっては夢のような世界だ。 でも遊んでばっかりだとすぐに呆けそうだなと思ったりして。 人間と人工知能の未来はどうなるのだろうか。
商売する気があるのか疑う
8月19日に注文、メーカー取り寄せかは知らないが、未だに未発送のまま。アマゾンで頼めば良かった。最低の配送システムだ。