ロカテッリ・エディション(21CD)
18世紀のパガニーニ、ロカテッリの作品集
ブリリアントの定番シリーズ、作曲家ボックス企画にロカテッリが登場。バロック後期に活躍したイタリア人作曲家でヴァイオリンの名手でもあったピエトロ・ロカテッリ[1695-1764]は、イタリア、ベルガモの生まれ。16歳からローマで学び、ほどなくヴァイオリニスト・作曲家として活動を開始、フランス、ドイツを経て1729年からアムステルダムに居を構えて成功を収め、亡くなるまでの35年間を同地で過ごすこととなります。
現在、「18世紀のパガニーニ」と呼ばれることもあるロカテッリは、1733年に出版された曲集「ヴァイオリンの技法」で、ヴァイオリン協奏曲12曲を披露。バロック後期に一般的だった急緩級の3楽章構成で書かれたこの協奏曲集は、独特な構成をもっており、それぞれの第1楽章と第3楽章では、カプリッチョと題された名技的なカデンツァ、計24曲を楽しむことができます。
ロカテッリは自身が優れたヴァイオリニストであったことから、ヴァイオリンのための作品が主体となりますが、中には、フルート・ソナタやトリオ・ソナタといったフルート(トラヴェルソ)のための作品もあり、アムステルダムで成功を収めた人々のためと思われる典雅なスタイルの美しい作品に仕上がっています。
また、合奏協奏曲『アリアンナの嘆き』や、葬儀のために書かれたシンフォニアといった比較的有名な作品からもロカテッリの音楽の魅力はよく伝わってくるので、今回のような大規模なセットによってその全貌に迫ることができるのは朗報と言えると思います。(HMV)
【収録情報】
Disc1
● トリオソナタ Op.5(6曲)
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc2
● 独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.8-7〜 Op.8-10
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc.3-6
● ヴァイオリンソナタ Op.6(12曲)
● ソナタ ト短調
● 独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.8-1、 Op.8-2
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc7
● 独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.8-4〜 Op.8-6
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc8-11
● ヴァイオリンの技法 Op.3(12曲)
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc12
● ヴァイオリン協奏曲イ長調、ホ長調
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc13-16
● 合奏協奏曲集 Op.1(12曲)
● 劇場風序曲と協奏曲 Op.4(12曲)
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc17-18
● 合奏協奏曲集 Op.7(6曲)
● シンフォニア ヘ短調『ローマで行われた彼の婦人の葬儀のための』
イーゴリ・ルハーゼ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴァイオリーニ・カプリチオージ
Disc19-20
● フルートソナタ Op.2(12曲)
イェド・ヴェンツ(トラヴェルソ)
ムジカ・アド・レーヌム
Disc21
● 6つのトリオソナタ Op.5
イェド・ヴェンツ(トラヴェルソ)
ムジカ・アド・レーヌム
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